虫だよりは、2026 年 9 月 9 日に Peekabug 1.1.4 と一緒に公開しました。地図を好きな場所へ動かして月を選ぶと、小さなレポートが出ます。そこで記録された種の数、そのうちあなたがまだ見ていない種の数、自宅の近くにはいなくてそこでだけ見つかる種、そして近づかないほうがいい種です。このメモでは、それぞれの数字がどこから来ているかを書きます。出どころのない数字は、ただの飾りだからです。
データの出どころ
数字はすべて、iNaturalist のコミュニティ観察記録のうち、研究グレードに達した昆虫とクモ類の記録から作っています。研究グレードとは、コミュニティが判定に合意したという意味です。iNaturalist には、ある範囲で特定の月に記録された種を、観察記録の多い順に並べて返してもらいます。範囲は、ある地点を中心にした半径(20、40、100、200 km のどれか)か、国や州のような名前のついた場所全体です。後者は、その場所を検索したときに使います。
月には意味があります。4 月の京都の虫だよりは、4 月に記録された観察から作ります。年は問いません。だからこそ「ピークは 6 月〜8 月」は推測ではなく事実になります。12 か月にわたる観察記録のヒストグラムの形そのものだからです。
数字それぞれの意味
- 今月の記録:その範囲で、その月に研究グレードの観察記録が 1 件以上ある種の数です。これは記録の数であって、そこにすむすべての生き物の数ではありません。
- まだ見ていない:そのリストにある種のうち、まだあなたのコレクションに入っていない種です。
- ここだけ:行き先のリストにあって、自宅のまわり 40 km のリストには出てこない種です。2 つの記録リストを比べた結果であり、分布域についての主張ではありません。
- 近づかないほうがいい虫:リストの種のうち、私たちの注意リストに当てはまる種です。注意リストは 13 の属グループ(ゴケグモ、イトグモ、スズメバチ、ヒアリ、バークスコーピオンなど)に、手作業で確認した 42 種を加えたものです。このリストにない種については、何も言いません。モデルに推測はさせません。
虫だよりのもとになるリストには、記録の多い種が最大 1000 種まで入ります。記録の多い場所では、それですべてとは限りません。アプリでは、リストのいちばん下にそう表示しています。
あえて表示しなかった 3 つのこと
ゼロ。 iNaturalist は共用のインフラからのリクエスト数を制限していて、私たちのプロキシも共用のインフラで動いています。初期のビルドでは、ときどき一部だけの応答を受け取り、真夏の場所なのに「シーズンオフ。ピークは 1 月。」と平気で表示していました。いまは、ヒストグラムのリクエストに失敗したら虫だよりもエラーになり、もう一度試すよう表示します。まちがった数字より、数字がないほうがましです。
生息数。 大学の隣の公園は、人里離れた森よりずっとにぎやかに見えます。スマホを持って歩く人が多いからです。虫だよりが数えているのは、人が記録したものです。見つかりそうな虫を知る目安としては十分に役立ちます。あくまで目安であることも、隠していません。
使う許可のない写真。 虫だよりの種の写真は、観察した人が CC0、CC BY、CC BY-SA のライセンスをつけたものだけを、その人のクレジットつきで表示します。それ以外は、私たちのドット絵を代わりに表示します。
無料で使えるもの
地元の虫だより、つまり自宅のまわり 40 km の分はずっと無料です。どこの虫だよりでも、安全メモはすべて無料です。Peeka Pro では、地図のほかの場所でも、全種のリストとピンが見られるようになります。この分け方は意図したものです。あなたの安全を守る部分は、決して有料にしません。
おかしいと思う虫だよりを見つけたら、教えてください。フロントでは、届いたメッセージを全部読んでいます。
